黄色いヒマワリ

前回はハルトのお花である黄色いアネモネについてお話しました。案外好評なようで安心しております。やはりパルマの界隈はどこまでも優しい世界…。

「参考にしてお花を育てようかな」と言っていただけたりもして嬉しい限りです。そんな方もいらっしゃったので、今回からは具体的に入手可能なお花や、別時期でも育てられるお花も一緒に紹介しています。お花屋さんで名前を言えば取り寄せもしてくれると思うので、是非お花を育ててみてください。

黄色いヒマワリ

今回はアオイのお花である黄色いヒマワリについて、ざっくりとまとめていきます。

黄色いアネモネの時とは違いこちらは実在するお花なので、書くには幾分か気が楽です。

アオイのヒマワリは大振りで、筒状花(花の真ん中の黒い部分)が大きいのが特徴ですね。似た形のものに視点を当ててお話していきます。

 

ヒマワリとは

アネモネとは、キク科ヒマワリ属の一年草です。

学名はHelianthus annuus。大きな一つの花に見えますが、実際は頭状花序/トウジョウカジョ(頭花ともいう)といって、多数の花が集まって1つの花を形成しています。これはキク科の植物に見られる特徴です。外側の黄色い花びらを付けた花を舌状花(ゼツジョウカ)、内側の黒く花びらが無い花を筒状花(トウジョウカ)と呼ぶ場合があります。

和名は向日葵(ヒマワリ)、日向葵(ヒュウガアオイ・ヒナタアオイ)、日輪草(ニチリンソウ)、日車(ヒグルマ)、日車草(ヒグルマソウ)、日回り(ヒマワリ)、日回り草(ヒマワリソウ)。

英名はSunflower(サンフラワー)

仏名はSoleil(ソレイユ)

北アメリカのテキサスやカリフォルニアが原産で、日本に入って来たのは1666年と言われています。原生種はさほど大きい花を付けず、現在の大輪のものは品種改良によって作られたものが大半です。

ペルーの国花としても有名です。

毒性はあるのか

ありません。

パルマで使われる花には毒性があるという話を聞いたことがありますが、アネモネには毒性があるものの、ヒマワリには毒性がありません。

2017年にヒマワリの種にアフラトキシンという、カビの一種が含まれているケースが多いという研究があったようですが真偽は不明。低所得国家において問題になっていたケースを考えると、食品の保存状態に問題があるように見受けられます。日本では安心して食べて良いと言えるでしょう。

これは余談ですが、ゴッホが描いたヒマワリは食用として栽培されていたヒマワリという説もあります。ヒマワリの種から絞った油であるヒマワリ油は、食用油として重要で1970年代には大豆に次いで多く生産されていました。海外では特に食用としての歴史は長く、問題の報告は非常に少ないため、安全性は高いと言えるでしょう。

ただし、花屋で売られている花は多くのものが農薬を使用しており、安全ではありません。食用として利用する場合は食品として売られているタネか、家庭で無農薬で栽培したタネを用いてください。

 

ヒマワリという名前

和名である向日葵の名前の由来は有名なので、ご存知の方も多いかもしれません。

太陽が移動するのを追いかけるように、その方向に向かって花が回るためかつては「日廻り」と呼ばれていました。その後、日に向かう事から「日向」、太陽に向かって成長する植物という意味のある「葵」が使われるようになりました。

この動きは成長が盛んである初期に見られるもので、観察しても比較的分かり辛いと言われています。(シロタエヒマワリは動きが分かりやすいと言われているので、気になる方は育ててみてください。)

ヒマワリは学名をHelianthus annuus L.と言いますが、 属名のHelianthusはギリシア語起源で、helios(太陽)とanthos(花)の合生語です。太陽の花という意味の学名です。英名でのSunflowerはここから由来しているという説、花の形から太陽を連想したという説、太陽に向かって咲くからという説があります。

 

ヒマワリの育て方

植え方/場所

水はけがよく、日当たりのよい場所で育ててください。牛ふん堆肥や腐葉土を入れ込んだ土であるのが好ましいです。

水やり

発芽~生育初期は時に水を多くあげてください。土の表面が乾いたら水たまりになるくらいあげても構いません。種を植えて直ぐの場合は、水たまりになるまで上げるとタネが流れてしまう可能性がありますので十分に気を付けてください。

成長するにつれて水は必要ないと言われていましたが、昨今では品種により毎日水が必要であったりとかなりバラつきがあるため、毎日たっぷりと水をあげると確実です。水やりの点では少々手間がかかるかもしれません。

手入れ

特にしなければならないことはありません。ほかの花のように花柄も出ないので枯れた花を取り除くなどの作業も比較的少なく、育てやすいです。

背の高くなるものは曲がってしまう場合があるので、形が気になる場合は支柱を立てて形をサポートすると良いです。

病気

雨が降り続く時期に、葉に淡黄色~淡褐色色の斑点が現れるべと病になりやすいです。湿度が高いと感染しやすく、土壌からの跳ね上がりで感染するため、不安な場合は株元をマルチングすると良いです。

同じ形質のものが出来るとは限りませんが、基本的にはタネで増やします。花が終わり、タネが黒くなったら花首(花のすぐ下)から切り、陰干しします。乾燥してきたらタネ外し、硬くなったものから保存してください。

食用にする事も可能ですが、観賞用のヒマワリと食用のヒマワリではタネに含まれる油や形状、大きさが違うので、用途によって育てる品種を分けると良いです。

 

花言葉

ヒマワリの花言葉は幾つかあり、本数によっても意味合いが違います。

まずはヒマワリ全体の花言葉

  • 私はあなただけを見つめる
  • あなたを幸福にする
  • あなたは素晴らしい
  • あこがれ
  • 愛慕
  • 崇拝
  • 光輝
  • 熱愛
  • 情熱
  • 待っててね(韓国)
  • 偽りの富(西洋)
  • 偽金貨(西洋)

次に本数別の花言葉です。

  • 1本…一目ぼれ
  • 3本…愛の告白
  • 7本…密かな愛
  • 11本…最愛
  • 99本…永遠の愛 ずっと一緒にいよう
  • 108本…結婚しよう
  • 999本…何度生まれ変わってもあなたを愛す

ちなみに、ヒマワリも色別で花言葉があります。アオイの花である黄色い大振りのヒマワリには

  • 憧れ
  • 偽金持ち

という花言葉があります。

 

アオイの花っぽいヒマワリ

大きさ、色、比率からそれっぽいヒマワリを探してみました。(フリー画像が見つからなかったので、それぞれの名前を押していただければ画像検索できるようにしておきました…。)

アオイのヒマワリはメインビジュアルのお花の中心部と、作中やグッズで使われているお花の中心部の色に違いがあるので、数種類のヒマワリが該当しました。

ビンセントクリアレモン公式のメインビジュアルのような色

サンリッチフレッシュレモン公式のメインビジュアルのような色

サンリッチレモン

ビンセントポメロ

サマーサンリッチレモン

このあたりが似ているのではないかと思っています。昨今では同じ品種でも大きさが幾つかあったり、人気のある大きさも地域によって全く違ったりするので、花屋などで購入する際は色だけでなく理想としている大きさも伝えた方が良いです。

 

似ている花

ヒマワリ自体が特徴的な花なので、似ている花はあまり多くはありません。

夏以外でも似たような花を楽しみたい!という方向けに。ヒマワリとは別時期の”アオイのヒマワリ”に似ているものとしてまとめていますが、あくまでそれっぽいもの…という程度です。基本的に色味で判断しています。

サンタビリア(蛇の目菊)7~10月が見ごろ

ルドベキア(タイガーアイ)7~10月が見ごろ

ヘリオプシス(サマーナイト)6~10月が見ごろ

メランポジウム4~11月が見ごろ

 

あとがき

前回よりも随分と長くなってしまいました。

似ているお花、黄色いアネモネではざっくりとしか触れていなかったので、いつか似ているものをまとめていきたいなと思っています。理想は1年中パルマみのあるお花に囲まれるようにすることです。(私はあまりお花を育てませんが…。)

次回はチアキカシマの黄色いリコリスについてお話していきます。新しい男チアキカシマ…今からドキドキですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です